「LINE公式アカウントのカードタイプメッセージについて知りたい」
「カードタイプメッセージの作成方法が分からない」
上記の悩みを抱えている方は多いでしょう。本記事では、LINE公式アカウントのカードタイプメッセージの概要と作成方法について解説します。
カードタイプメッセージの活用方法や導入事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
LINEのカードタイプメッセージとは?
LINEのカードタイプメッセージとは、カルーセル形式で複数のカード型メッセージを配信できる機能です。カルーセルでは、1つの吹き出しに最大9枚のカードを並べられます。
例えば、商品情報やサービス内容をそれぞれのカードに表示し、ユーザーにスワイプさせて順番に見せることが可能です。さらに、9枚のカードを表示しても料金は1吹き出し分のみで済むため、コスパが良いのが特徴です。
カードタイプメッセージを活用するメリット
カードタイプメッセージを活用するメリットは以下の3つです。
・メッセージが見やすくなる
・ユーザーの利便性がアップする
・簡単に作成できる
メッセージが見やすくなる
情報が整理されるため、ユーザーがメッセージを見やすくなります。
カルーセル形式で複数のカードを並べることで、商品やサービスを一度に多く伝えることができ、各カードには画像やテキスト、リンクなどを含められます。
情報を整理して伝えることで、開封率やクリック率の向上が期待できるでしょう。
ユーザーの利便性がアップする
カードタイプメッセージを活用すると、ユーザーの利便性がアップします。カルーセル形式で複数の情報を一度に提供できるため、ユーザーは横にスワイプするだけで必要な情報の確認が可能です。
商品の詳細や購入リンクを一連のカードで表示することで、迷わず目的の情報にアクセスでき、操作性も高まります。
整理されたレイアウトがユーザーの利便性を向上させ、結果的にコンバージョン率の向上にもつながります。
簡単に作成できる
カードタイプメッセージは、初めての方でも簡単に作成できます。公式LINEの管理画面から、画像やテキストをドラッグ&ドロップするだけで、すぐにカードを配置が可能です。
複雑なデザインやコーディングの知識が不要で、誰でも魅力的なメッセージを作成が可能です。また、複数のカードをまとめて一つの吹き出しとして配信できるため、情報を伝えることができます。
カードタイプメッセージの活用方法
カードタイプメッセージの活用方法は以下の4つです。
・プロダクトタイプ
・ロケーションタイプ
・パーソンタイプ
・イメージタイプ
それぞれのタイプを紹介しますので、ビジネスや事業に応じて選びましょう。
プロダクトタイプ
プロダクトタイプは、商品紹介に最適な形式で、効果的にユーザーに訴えることができます。
プロダクトタイプでは、「ラベル(画像左上に表示されるテキスト)・画像・カードのタイトル・説明文・価格・リンク」などのアクションを設定可能です。
アクションを設定することで、商品情報を一目で伝え、ユーザーが簡単に購入ページや詳細情報にアクセスできるようになります。
ロケーションタイプ
ロケーションタイプは、「場所」を伝える際に効果的です。ロケーションタイプでは、「ラベル(写真の左上に表示されるテキスト)・写真・カードのタイトル・住所・営業時間・料金」を設定できます。
また、リンクなどのアクションも設定できるため、ユーザーが簡単に地図や予約ページにアクセスすることが可能です。
ロケーションタイプは、イベント会場や店舗の紹介に最適で、ユーザーにわかりやすく情報を届けることができます。
パーソンタイプ
パーソンタイプは、人物を紹介するためのメッセージフォーマットで、ビジネスやブランドの紹介に最適です。
設定できる項目には、「ラベル・丸型で表示される写真・名前・説明文・アクションボタン」が含まれます。
パーソンタイプはインパクトがあり、簡潔に情報を伝えることが可能です。パーソンタイプを使うことで、ユーザーに親しみやすさを演出できるでしょう。
イメージタイプ
イメージタイプは、画像を効果的に送信するために最適なフォーマットです。
イメージタイプでは、「ラベル・写真・アクションボタン」を設定でき、ユーザーに魅力的なメッセージを作成することが可能です。
例えば、商品やサービスのビジュアルを強調したプロモーションに役立ちます。画像とともに簡潔な情報を添えることで、ユーザーに直感的にアピールできるメッセージを送信できます。
カードタイプメッセージの作成方法
カードタイプメッセージをパソコンとスマホで作成する方法を紹介します。
パソコンでカードタイプメッセージを作成する方法
カードタイプメッセージを作成するために、公式LINEを開き、「カードタイプメッセージ」を選択します。
「メッセージを作成」をクリックし、新規でカードタイプメッセージを作成しましょう。
「タイトル」と「カードタイプ」を設定し、「カード内容の設定」でそれぞれの項目を埋めていきます。
最後に「保存」を選択し終了です。
スマホでカードタイプメッセージを作成する方法
カードタイプメッセージを作成するために、公式LINEを開き、「カードタイプメッセージ」を選択します。
「カードタイプメッセージを作成」をクリック。
基本設定から「タイトル」と「カード設定」を設定し、「保存」をクリックしましょう。
作成後に、カードタイプメッセージを配信してみましょう。
カードタイプメッセージを導入した企業の事例3選
カードタイプメッセージを導入した企業の事例を3社紹介します。
ゾゾタウン
大手ファッションECサイト「ゾゾタウン」のLINE公式アカウントでは、9つのカードタイプメッセージを活用し、独自のサービスを紹介しています。
例えば、ZOZOGLASSやZOZOMATといったアイテムを、あいさつメッセージでアピールすることで、購買意欲を引き出しています。
最初のカードにID連携によるポイントプレゼントの告知を配置することで、ID連携の重要性を強調しているのです。
友だち登録者にとって優先度の高い情報を的確に伝え、ユーザーの利用につなげています。
参照:ゾゾタウン
BEAMS
日本のセレクトショップ「BEAMS」のLINE公式アカウントでは、5つのカードタイプメッセージを活用し、情報を伝えています。
カードには「BEAMS CLUBへの入会」「公式アプリ」「ID連携」「ECトップ」の案内が含まれ、最も重要な情報がコンパクトにまとまっています。
他のブランドに比べカード数は少ないものの、タイムセールや新着アイテムなどの重要な導線はリッチメニューに集約されており、あいさつメッセージの内容をシンプルにする工夫がされているのです。
参照:BEAMS
H&M
スウェーデンのアパレルメーカー「H&M」のLINE公式アカウントでは、5つのカードタイプメッセージを活用し、ブランドの印象を伝えています。
カードには「メンバー登録」「iOS版アプリ」「Android版アプリ」「ニュースレター登録」「ECトップ」の案内が含まれ、アプリへの誘導に力を入れている点が特徴です。
iOSとAndroidのそれぞれに専用のリンクを設け、ユーザーが簡単にアプリをインストールできるよう工夫されています。
また、カードにはモノクロの人物写真が使われており、H&Mらしいデザインで統一されています。
参照:H&M
公式LINEにはpenglueの導入がおすすめ
ビジネスで公式LINEを活用する際は、penglueを導入するのがおすすめです。
弊社が提供する「Penglue」では、離脱しようとするユーザーをポップアップバナーで引き留めLINEに誘導、その後はLINE上でユーザーとチャットボット接客を行い、コンバージョンに導くというチャットマーケティングサービスを展開しております。
業界業種問わず、完全成果報酬型のサービスとなっておりますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
カードタイプメッセージを活用しよう
本記事では、LINE公式アカウントのカードタイプメッセージの概要と作成方法について解説しました。
カードタイプメッセージは、「プロダクト・ロケーション・パーソン・イメージ」の4種類のタイプがあります。ビジネスや事業に合ったタイプを選択し、利用していくのがおすすめです。
そして、LINE公式アカウントを導入する際は、penglueの導入がおすすめです。penglueを導入すると、CVやLTVアップにもつながりますので、ぜひ導入してみましょう。