こんにちは、Penglue編集部です！
公式LINEをビジネスに活用している企業も多い現在、常に最新のアップデート情報を把握しておくことは運用していくなかで重要なポイントの1つです。
そこで今回は、2024年の上半期の主要な公式LINEアップデート情報をまとめてみました。
この記事を参考に今後の運用にぜひ役立ててみてください。
クーポン
利便性向上を目的にデザインを変更（2024年2月）
利便性向上を目的に、クーポンのデザインを一部変更しました。変更となったのは、取得したクーポンを使用済みにする際の表示や、抽選クーポンの抽選時のデザインなどです。
引用元：【クーポン】利便性向上を目的にデザインを変更/LINEヤフー for business
これまではお友だちにならなくてもクーポンの利用が可能でしたが、このアップデートからはクーポンん取得にお友だち登録が必須となりました。そのため、クーポンの発行によってお友だちの増加が狙えるようになったのは公式アカウント運用者にとって1つの大きなメリットとなりました。
「●円引き」「●％引き」など数値入力可能に（2024年５月）
これまでクーポンの数値情報はタイトル（テキスト）と画像でしか表示できませんでしたが、新たに「●円引き」「●％割引」などの数値入力項目を管理画面上に追加しました。
「クーポンが届きました」の表示追加（2024年6月）
LINE公式アカウントの「クーポン」をメッセージ配信、あいさつメッセージ、ステップ配信した際に、メッセージを受信した友だちのLINEアプリのトークリストに「クーポンが届きました」というメッセージが表⽰されるようになりました。
引用元：【お知らせ】トークリストにおける「クーポンが届きました」表示について/LINEヤフー for business
この変更によって、具体的数値とともにクーポンの存在をユーザーにお知らせできるようになりました。クーポンの開封率/使用率の向上も期待でき、クーポン活用に大きな変化もたらしたアップデートとなりました。
リッチメッセージ
テンプレートフォーマットを追加（2024年1月）
アップデート以前のリッチメッセージのテンプレートは正方形が中心でしたが、新たに縦長や横長など、19種類のテンプレートを追加しました。
引用元：【LINE公式アカウント】アップデート情報 2024年1月 リッチメッセージのテンプレートを追加など/LINEヤフー for business
このアップデートで、縦長や横長の画像など、さまざまな画像をリッチメッセージに活用できるようになりました。他の媒体で使用していた画像をLINE用にリサイズする必要がなくなったのも1つのメリットです。
チャット
受信したチャットのプレビュー表示が可能に（2024年2月）
受信したチャットの未読バッジを残したまま、既読をつけることなくチャット内容を確認できるようになりました。以下のようなケースを改善し、チャットの対応漏れを防ぐことができます。
・すぐにチャットを返信できないが、内容を把握しておきたい
・確認したチャットルームの未読バッジが消えてしまい、対応状況が不明瞭になってしまう
送受信したファイルのプレビューが可能に（2024年3月）
ダウンロードせずに、チャットで送受信したPDF・Excel・Powerpoint・Wordなどのファイルの内容表示が可能になりました。本アップデートにより、どのファイルをダウンロードするかチャット上で確認することができます。
※管理アプリのみの提供となります。
引用元：LINEチャット/LINEヤフー for business
メッセージの返信漏れなどのヒューマンエラーを減らすことにつながる、運用者にメリットのあるアップデートです。ファイルの中身だけ確認してすぐに対応が必要なメッセージか判断ができるようになったりと、利便性が大きく向上しました。
あいさつメッセージ
初回友だち追加時のみに送信する設定が可能に（2024年2月）
アップデート以前のあいさつメッセージは「友だち追加時」と「ブロック解除時」に自動配信されていましたが、ブロック解除時に配信しないオプション設定を追加しました。
引用元：あいさつメッセージ/LINEヤフー for business
分析
LINEチャットのヒートマップ機能を追加（2024年1月）
分析画面から、曜日・時間ごとのチャット受信数の平均をヒートマップで確認できるようになりました。チャットが活発になる曜日や時間帯を可視化できるようになったことで、運用スタッフの人員調整や対応の効率化に期待できます。
友だち追加経路に新経路を追加（2024年2月）
「クーポン」経由の友だち数が確認できるようになりました。
また、本経路の追加に伴い、以下の設定が可能となりました。友だち追加経路オーディエンスで、「クーポン」のオーディエンス作成が可能に。ステップ配信の開始条件および条件分岐の追加で、「クーポン」の経路が設定可能に。
※ オーディエンスに利用するには50人以上のオーディエンスサイズが必要です。
※ 2024年2月28日以降に友だち追加したユーザーが対象になります。
引用元：友だち追加経路に新経路を追加/LINEヤフー for business
友だち追加経路に「ショップカード」追加（2024年6月）
従来、ショップカード経由の友だち追加は「その他」として計測されていましたが、新たに「ショップカード」が友だち追加経路の項目に追加され、その数が明確に確認できるようになりました。
※2024年6月12日のショップカードリニューアル以降の数値が集計に反映されます
引用元：【お知らせ】ショップカードのアップデートについて（6/20追記）/LINEヤフー for business
分析周りに関してのアップデートによって、より細かいユーザーの行動を理解できるようになりました。「クーポン経由」「ショップカード経由」でお友だちになってくれたユーザーに対してメッセージ配信をすることが可能になったりと、マーケティング施策の幅も多く広がりました。
まとめ
今回は2024年の上半期の主要な公式LINEアップデート情報をまとめてみました。常に最新のアップデート情報を把握しておくことは運用していくなかで重要なポイントの1つです。この記事がそのお役に立てば幸いです。
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