こんにちは、Penglueメディア編集部です。
公式LINEアカウントを運用する上で、課題となるポイントの1つが「ブロック率」です。
本記事では、公式LINEの平均ブロック率のデータや、ブロックが増える主な原因、そして具体的な対策を解説していきます。
公式LINEの平均ブロック率とは?
公式LINEのブロック率は業種や運用方法によって異なりますが、一般的には登録者数の20%〜30%が平均値と言われています。
20%以下であれば優秀なアカウント、30%以上であれば見直しが必要となるケースが多いですので、1つの基準として覚えておきましょう。
また、友だち数が増えれば増えるほどブロック率も高まると言われており、アカウントの規模感によっても変動があります。
ブロックが増える主な原因
ここでは、ユーザーにブロックされてしまう代表的な要因4つをご紹介します。
配信頻度が多すぎる/少なすぎる
まず1つがメッセージの頻度が多すぎて、ユーザーが迷惑だと感じてしまうことです。公式アカウントは週に1回、月に3,4回は適切な頻度だと言われていますが、これも業種や業界、案件によって様々です。
反対に配信が少な過ぎる場合も求めている情報が手に入らないと感じてしまい、ブロックにつながる可能性もありますので、適切な頻度を探っていく必要があります。
興味関心がない内容が多い
ユーザーが想定していた情報とは違う発信が多い場合、ブロックに繋がってしまう可能性が高いです。特に複数の商材を扱っているようなケースは注意が必要で、自分たちが売りたい商品の情報(発信している情報)とユーザーが求めている情報に乖離がないか、数値の変化などを見ながら判断していく必要があります。
店舗/サービスを利用しなくなった
店舗に行かなくなった場合やサービスを利用しなくなった場合もユーザーがブロックする要因の1つです。
例えば、引っ越しでその場所から離れるため店舗を利用しなくなった、塾など教育系のサービスで卒業後は利用をやめるケースなどやむを得ない事情の場合もありますので、理由まで考慮して対策を打つのか判断することが大切です。
特典だけが目当てだった
クーポンをLINEで配布している場合は、クーポンの使用後ブロックするというユーザーが一定数出てくることが考えられます。
その場合は、クーポン以外の登録価値(最新情報の提供など)を訴求するなど他の価値を提供しユーザーを離さない
ブロック率を下げる具体的な施策
公式LINEのブロック率を減らすには、いくつかの改善ポイントがあります。以下の施策を実践してみましょう。
配信頻度の調整
配信頻度は、週に1回、月に3,4回程度が適切だと言われています。加えて、時間帯もメインターゲットを踏まえて適切に設定することが大切です。
例えば、サラリーマンであれば、昼休みや通勤時間、主婦であれば、家事が落ち着く昼過ぎや夕食後の時間など。
セグメント配信を活用する
特定のユーザーがターゲットとなる内容は、セグメント配信を活用することで、関心のないユーザーからブロック、配信数の削減、CVRの向上を狙うことができます。
弊社サービスPenglueでは、さらに詳細なセグメントわけをすることで、配信の効果を最大化させることに成功しています。どのような事例があるのか、活用のイメージをより詳細に知りたい方はぜひ気軽にお問い合わせください。
コンテンツの質をあげる
毎回同じテーマの配信をしてしまっている場合は、コンテンツ自体の質をあげることもブロック率を下げるための施策の1つです。
例えば、LINE限定の情報を発信したり、最新情報をLINEで配信したりすることで、LINEに登録し続ける価値を感じてもらうことができ、これが継続的な友だちの獲得に繋がっていきます。
あいさつメッセージを活用する
あいさつメッセージは友だち追加後に配信されるメッセージのことです。ステップ配信などとは異なり、設定すれば無料で活用できるものですので、ぜひ設定しておきましょう。
内容としては、そのアカウントの目的をまず明確に伝えておくことが大切です。また、定期的にメッセージを流す想定であれば、通知オフを促すテキストを入れておくことも非常に有効です。
継続利用を促す施策を導入
クーポンなどを利用した後にブロックするケースが多い場合は、継続的に利用してもらうための工夫が必要になってきます。
例えば、クーポン使用後に、次回の利用クーポンを提供したり、ショップカードを活用して複数回利用するメリットを伝えたりと案件によってできることはさまざまです。
公式LINEアカウントでのブロック数の確認方法
公式アカウントにログインし、画面上部のタブで「分析」を選択すると友だち追加数とブロック数を把握することが可能です。
ブロック率を算出する際は以下の計算式で算出することが可能です。
ブロック率/友だち追加数×100
まとめ
公式LINEのブロック率は、運用方法次第で大きく改善できます。本記事で解説した平均的なブロック率や原因、そして対策を参考に、自分の運用方法を見直してみてください。
実践のステップ
- 現在のブロック率を把握する。
- 配信頻度や内容を改善し、ユーザー目線の運用を意識する。
- データを継続的に分析し、適切な改善を続ける。
公式LINEは、適切に運用することで強力なマーケティングツールとなります。ぜひこの記事を参考に、ブロック率を減らして効果的なLINE運用を目指していきましょう。
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