Loading

ブログ

リマーケティングとは?仕組み・活用メリット・設定手順を詳しく解説

2024.12.4

BLOG

こんにちは!penglue編集部です。

マーケティング担当者が必ず知っておきたい効果的な施策である、リマーケティングについてご説明します。

リマーケティングとは?

画像1

リマーケティングとは、特定のウェブサイトを訪れたユーザーに対して再度広告を表示するマーケティング手法です。

例えばユーザーがサイトを訪れた際に付与されたCookieを利用して、その後他のサイトを閲覧している時に自社の広告を表示します。これにより、過去に興味を示した商品やサービスを再度思い出させ、再訪問や購入を促せます。

リターゲティングとの違い

画像2

リマーケティングとリターゲティングはしばしば混同されますが、どちらも基本的には同じ手法であり、過去の訪問者に対して広告を表示することを目的としています。

使用されるプラットフォームによって異なる名称が使われます。

リマーケティング:

Google広告で使用される用語。

リターゲティング:

Yahoo!広告やFacebook広告など、Google以外のプラットフォームで使用される用語。

リマーケティングの仕組み

画像3

リマーケティングは、どの媒体でも一般的に以下のような仕組みで機能します。

①ユーザーがウェブサイトを訪問すると、特定の行動(例:商品をカートに追加)に基づいてCookieがブラウザに保存されます。

②ユーザーが他のサイトを閲覧している際に、広告ネットワークを通じてそのユーザーに関連する広告が表示されます。

リターゲティング広告の設定方法

画像4

Google広告でリターゲティングを設定する方法をご説明します。

1. リマーケティングタグの設定

Google広告の管理画面を開き、「オーディエンスマネージャー」を選択します。

「オーディエンスソース」から「Google広告タグ」を見つけ、「タグを設定」をクリックします。

リマーケティングのデータ収集オプションを選択します。

タグをウェブサイトに導入します。これは直接貼り付けるか、Googleタグマネージャーを使用して行います。

2. リマーケティングリストの作成

オーディエンスマネージャーから「オーディエンスリスト」を開き、新しいリストを作成します。

「ウェブサイトを訪れたユーザー」を選択します。

オーディエンス名を設定し、対象となるページや有効期限を指定します。

設定を確認し、オーディエンスを作成します。

3. キャンペーンの作成と紐付け

リマーケティング用の新しいキャンペーンを作成します。

作成したリマーケティングリストを選択し、キャンペーンに紐付けます。

広告グループの設定を行い、キャンペーンを開始します。

これらの手順を完了することで、リマーケティング広告の配信準備が整います。効果を高めるためには、コンバージョンユーザーの除外、サイト訪問からの日数でのリスト分け、詳細ページ訪問者向けのリスト作成などの戦略を検討することが重要です。

リマーケティングのメリット

画像5

リマーケティングのマーケティング戦略、リターゲティング広告の両方を含めたメリットをご紹介します。

見込み客へのリーチ

自社サイトに興味を示した顕在層に対して再アプローチできます。過去に訪問したユーザーに集中的にアプローチできる効率的な施策です。

高いコンバージョン率

既に商品やサービスに関心のあるユーザーを対象とするため、一般的にコンバージョン率が高くなります。

また、Web広告経由で訪れたユーザーの約9割が初回訪問で離脱してしまいますが、再アプローチで購買意欲を高められます。

費用対効果の向上

広告運用の面でも効率が良くなります。先述したとおり1クリックあたりのコンバージョン率が高くなるため、顧客獲得単価(CPA)を抑えられます。

単純接触効果の活用

ユーザーに繰り返し広告を表示することで、商品への好感度や認知度を高められます。

人は繰り返し接触することで親しみを持つようになるという、心理学的な「単純接触効果」を利用した効果的なアプローチとして活用できます。

ユーザー意図に合わせた広告制作

閲覧履歴や検索キーワードに基づいた、ターゲットに最適化されたクリエイティブを作成できます。

リマーケティングに適さない商材・サービス

画像6

リマーケティングは多くの業種や商材に効果的ですが、ユーザーが即決する傾向がある商材は、リマーケティングによる再訪問促進の効果が薄くなります。

とくに以下のような該当する業種や商材では他のマーケティング手法を検討することをおすすめします。

緊急性の高い商品・サービス

故障が原因で早急な対応が必要な家電製品や水道工事など、即時の購入やサービス提供が求められる場合にはリマーケティングは適していません。

低価格で比較検討を要しない商品

価格が低く、ユーザーがあまり比較検討を行わない商品については、リマーケティングの効果が限定的です。

検討期間の短い商材

購入までの検討期間が短い商品やサービスは、リマーケティングによる再アプローチが効果的でない場合があります。

最新リマーケティングはLINEでも可能

画像7

チャットボットツールPenglueでは、LINEを使ったリマーケティングが可能です。

直近、Cookie規制の強化により、リマーケティング(リターゲティング)広告の実施が難しくなっています。ターゲティング精度の低下や効果計測の困難化が進んでいますが、Penglueではこれらの懸念点を払拭し、ユーザーに適した配信をLINE上でできるのです。

実際の人材業界の事例では、ユーザーが見ていた求人情報にポップアップバナーを表示してLINEへ誘導し、サイトで見ていた情報を元にLINEで関連した求人やコンテンツを配信しています。

Cookie規制に影響されず、なおかつLINEというユーザーに親しみやすい媒体でコミュニケーションをとることで、商材への興味関心が薄い層に対してもニーズを喚起できます。

初期費用は0円!気軽に成果向上したい方に最適

Penglueは完全報酬型であることに加えて、リマーケティングに利用するデータの連携費なし、固定費なしで始められます。

さらにクリエイティブ作成から分析・運用まで一気通貫で委託できるため、社内での工数や初期費用がかけられない場合でもお気軽に導入いただけます。

リマーケティングを実施している場合や、新しいマーケティング施策をお探しの場合はぜひご活用ください。

Penglue 料金プラン

資料ダウンロード

まとめ

画像8

Cookie規制の影響で厳しい状況になっており、リマーケティングの戦術が強化前と比較して大きく変化しています。とはいえ効果的な施策であることは変わらず、ご紹介したLINEのリマーケティング施策など新しい手段を取り入れて成果向上に繋げてください。