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LINEの公式アカウントでどんなことが出来るの? 〜LINE公式アカウント基本編〜

2020.7.22

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こんにちは!
Penglueのマーケティング担当の岩本です。

PenglueのLINEを活用したマーケティングチャットボットサービスは、LINE公式アカウントのMessaging APIを使用しています。LINE公式アカウントには様々な機能があるのですが、活用しきれている企業はまだまだ少ない…ということで、これから数回に渡ってLINE公式アカウントでできることをご紹介したいと思います!

本日は、LINE公式アカウントでどんなことができるの? ~LINE公式アカウント基本編~をご紹介します!

そもそも、LINEとは??

LINEは、国内で最も使われているコミュニケーションアプリです。なんと日本人口の66.7%がアクティブユーザー!マーケティングを行う上で、LINEは必ず攻略するべきメディアだと言えます。

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引用:Web担当者Forum/日本人口の約67%! LINEのユーザー数8,400万人がどれだけすごいか、身近なモノと比べてみた

LINE公式アカウントでできること

LINE公式アカウントは、LINE上に企業のアカウントを作成すると、友だち登録されているユーザーとコミュニケーションがとれるサービスです。ユーザーとのメッセージ通数に応じて課金されますが、無料プランでも1,000通分のメッセージ配信が含まれています。

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引用:LINE for Business/LINE公式アカウント

LINE公式アカウントの基本機能

最も基本的な機能はメッセージ送信機能です。
ポイント1:メッセージ1通で最大3吹き出しのメッセージが送信できる。
ポイント2:送信メッセージの配信先の絞り込み/メッセージ数の上限設定/ABテスト機能ができる。

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引用:LINE Business Guide_202007-12.pdf

メッセージの配信先の絞り込み機能

メッセージ配信では、アカウントの友だちとなっているユーザーの年齢層・性別・地域などのみなし属性情報を判別し、特定のみなし属性にセグメントを切って配信できます。
また、下記のオーディエンス作成も可能です。配信済メッセージを「開封」「クリック」したユーザーに対してリターゲティング配信するときなどに活用できます。

設定項目 機能内容
クリックリターゲティング 配信したメッセージに含まれるリンクをクリックしたユーザーを対象にしたオーディエンスです。
インプレッションリターゲティング 配信したメッセージを開封したユーザーを対象にしたオーディエンスです。
チャットタグオーディエンス タグ付けされたチャットを対象にしたオーディエンスです。配信対象となるのは1対1のチャットのみです。
追加経路オーディエンス 特定の経路であなたを友だち追加したユーザーを対象にしたオーディエンスです。配信に利用するには、オーディエンスのサイズが100以上必要です。
ユーザーIDアップロード 事前に取得したLINEユーザーIDをアップロードして作成するオーディエンスです。

A/Bテスト

複数のメッセージ内容(バリエーション)を、特定の割合のユーザーにテスト配信
できます。テスト配信後にそれぞれのバリエーションの分析結果を確認し、最もパフォーマンスが良かったメッセージを残りのユーザーに配信することも可能です(テスト開始から3日以内に限る)。

タイムラインへの自動投稿

設定したメッセージを、LINEタイムラインに自動投稿できます。
タイムラインに同時投稿できるのは、テキスト・スタンプ・写真・動画・クーポンのうち、いずれか1件を配信する場合のみです。配信メッセージ数を指定していたり、A/Bテストを設定している場合は利用できません。
タイムラインに投稿すると、アカウントの友だちだけでなく、タイムライン投稿をフォローしているユーザーも配信メッセージを見ることができます。

配信メッセージ数の指定

予算に合わせて、配信メッセージ通数を指定できます(現時点の配信可能通数以内)。
配信先は配信時点の友だちの中からランダムに選択されます。

分析機能

LINE公式アカウントの友だち属性を分析できます。
取得可能な属性情報は、性別・年齢・地域・友だち追加経路です。
この属性情報を元に、配信メッセージの絞り込みもできます。

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引用:LINE Developers
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引用:LINE Developers

配信したメッセージの結果を管理画面で確認できます。
確認できる項目は、配信数・開封数・クリックユーザー数・動画の再生開始ユーザー数・再生完了ユーザー数です。

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引用:LINE Developers

メッセージ開封率が高いのもLINEの特徴です。通常のメルマガの開封率は30%程度ですが、LINEのメッセージ開封率は平均60%程度と言われており、メルマガよりも2倍近く開封率が高いことがわかります。

LINE公式アカウントの料金プラン

LINEアカウントの料金プランは、3種類用意されており、プランに応じて上限メッセージ数と1通当たりのメッセージ単価が異なります。
プランは1ヶ月ごとに柔軟に変更できるので、まずはフリープランから初めて、上限に到達しそうになったら上位プランに変更していくのがおススメです。
※Penglueの費用にはLINEメッセージの費用は含まれておりません。

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引用:LINE Business Guide_202007-12.pdf

LINE公式アカウントタイプ

また、料金プランとは別に、LINEのアカウントには3種類のタイプがあります。
LINE公式アカウントを始めてみようと思ったときに誰でも開設できるのは、未認証アカウントか認証済みアカウントとなります。

未認証アカウント:審査なしで開設ができます。ただし、LINE内の検索結果には反映されません。
認証済みアカウント:開設時にLINEによる審査が行われます。LINEの審査に通過したアカウントのみ、認証済みアカウントとして開設できます。LINE内の検索結果にも反映されます。
プレミアムアカウント:認証済みアカウントのうち、LINEの審査によって特に優良なアカウントと認定されたアカウントに自動付与されます。認定基準は公表されていません。

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引用:LINE Business Guide_202007-12.pdf

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プレミアムID

LINEアカウントを開設すると、ランダムに英数字が組み合わさったIDが付与されますが、プレミアムIDはこの文字列を指定できる機能です。
基本的には早い者勝ちなので、ブランド名のID取得したい場合はプレミアムIDの機能を使うのがおススメです。

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引用:LINE Business Guide_202007-12.pdf

以上、LINEの公式アカウントでどんなことができるの? ~LINE公式アカウント基本編~でした!直近では厚生労働省もLINEを活用して国民アンケートを取るなど、LINEの高いリーチ力が改めて浮彫りになりました。
無料プランの範囲でもかなりの機能が活用できるので、是非活用してみてください。

次回はLINE公式アカウントでどんなことができるの?~LINE公式便利機能|コミュニケーション編~をご紹介します!