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LINE公式アカウントでどんなことが出来るの?〜LINE公式便利機能|使える!その他の便利機能編〜

2020.8.6

BLOG

こんにちは!
Penglueのマーケティング担当の岩本です。

数回に渡ってお送りするLINEの公式アカウントでできることを紹介しよう!のコーナー、前回はLINE公式アカウント便利機能〜投稿のリッチ化機能編〜をご紹介しました。

今までの記事はこちら



本日が最終回となります!
今回ご紹介するのは、LINE公式アカウントに隠れたその他の便利機能のご紹介です。

クーポン

アカウントを友だち追加してくれたユーザーに対して、自社の商品やサービスを利用してもらうためのクーポンが設定できます。クーポンコードを活用することで、ECサイトなどでも利用可能なクーポンを配信することもできます。

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引用:LINE Business Guide_202007-12.pdf

クーポンで設定できる機能は下記の項目です。

設定項目 機能内容
クーポン名 配信したメッセージに含まれるリンクをクリックしたユーザーを対象にしたオーディエンスです。
有効期間 配信したメッセージを開封したユーザーを対象にしたオーディエンスです。
写真 タグ付けされたチャットを対象にしたオーディエンスです。配信対象となるのは1対1のチャットのみです。
利用ガイド 特定の経路であなたを友だち追加したユーザーを対象にしたオーディエンスです。配信に利用するには、オーディエンスのサイズが100以上必要です。

また、詳細設定として下記の項目を設定することも出来ます。

設定項目 機能内容
抽選 抽選機能で取得者数を絞ることで、クーポンの価値を高められる機能です。ユーザーに対して、特典が付与される商品・サービスの認知を促進し、クーポン獲得を動機付けにしてLINE公式アカウントの友だち追加が見込めます。

当選確率は1~99%の範囲内で設定できるほか、当選者の上限人数の有無も設定可能です。なお、デフォルトでは抽選機能は「使用しない」となっています。

公開範囲 クーポンを配信する範囲を、「全体公開」「友だちのみ」から選択できます。ターゲットを新規ユーザーにするなら全体公開、既存ユーザーにするなら友だちのみといったように、状況に応じて公開範囲を選択しましょう。

また、タイムラインシェアが可能です。ユーザーがタイムラインでクーポン情報をシェアすることで、より多くのユーザーに認知させることができます。
使用可能回数 クーポンの使用可能回数を、「1回のみ」か「上限なし」から選べます。特典内容に応じて設定しましょう。

使用可能回数 クーポンの使用可能回数を、「1回のみ」か「上限なし」から選べます。特典内容に応じて設定しましょう。
クーポンコード 店舗だけでなく、ECサイトなどで使用できるクーポンを配信する場合は、クーポンコードを活用しましょう。決済画面でユーザーに入力してもらう最大16文字のコード(英数字で入力可能)を、クーポン画面に表示させることができます。なお、デフォルトではクーポンコードは「表示しない」となっています。
クーポンタイプ クーポンのタイプを「割引」「無料」「プレゼント」「キャッシュバック」「その他」から選択しましょう。選択したタイプによって、クーポン名部分の色が変わります。配布したクーポンの開封ユーザー数や、使用ユーザー数などの数値を配信データで分析することもできます。クーポンは自社サービスの顧客を増やすために、戦略的に活用することが重要です。ばら撒きにならないように当選確率を設定したり、店舗やECでも使えるように詳細設定が用意されているLINEクーポンは、企業にとっても使い勝手が良く、魅力的な機能の一つだと言えるでしょう。

 

引用:LINE for Buisiness / LINE公式アカウントでクーポン配信

ショップカード

LINE上で発行・管理できるポイントカード機能です。

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引用:LINE Business Guide_202007-12.pdf

ユーザーへのポイント付与はQRコードの読み込みで行います。ショップカードで設定する内容は下記です。

設定項目 機能内容
デザイン カードのデザインは、10種類用意されているデザインから選択します。
ゴールまでのポイント数 特典を受け取るために必要なポイント数を1~50までの範囲で設定しましょう。
ゴール特典/ポイント特典 ゴールとして設定したポイントに到達後、ユーザーに付与する割引クーポンなどの特典内容を設定します。「特典チケットを選択」をクリックすれば、新たな特典内容を作成することも可能です。

特典として付与されるチケットは3種類のデザインから選択でき、チケット名、利用ガイド(使い方や利用上の注意点など)、特典チケットの有効期限を設定すれば作成は完了です。特典の内容が分かりやすいイメージを添付することもできます。

また、ユーザーがゴールとして設定したポイントに到達する前に、ポイント数に応じて特典を付与する機能が「ポイント特典」です。例えば、ゴールまでのポイント数を30に設定したとき、半分となる15ポイント目にも特典を付与することなどができます。

カード有効期限 カードの有効期限を設定します。最終利用日、あるいは初回利用日を起点に任意の期間を設定できるほか、期限なしにも設定できます。
有効期限の通知 ショップカード機能では、特典の有効期限前に自動で通知を配信できます。

設定した有効期限が迫っていることを、ユーザーにプッシュ通知でお知らせするタイミングを設定できます。
※ショップカード公開後は設定を変更できません。

カード取得ボーナス ユーザーがショップカードを取得した時点で自動的に付与できるポイントです。

始めにポイントを付与することで、お客さまがゴールに到達しようとする意欲を高めることができます。0~50の範囲で設定可能です。

ポイント取得制限 ショップカード機能を通して付与されるポイントの不正取得を防止する機能の一つが、「ポイント取得制限」です。
・制限しない
・同日中に同じお客さまへのポイント付与を許可しない(0:00にリセット)
・指定時間内に同じお客さまへのポイント付与を許可しないさらに、ポイント付与用のQRコードを設定する画面では、発行したQRコードの読み取り有効期間、位置情報によって、指定した場所から300メートル以上離れた場所でのQRコード読み取りを不可にするなどの制限をかけることもできます。
上記2つの設定を行うことで、店内のQRコードを写真で撮影して保存し、自宅などで何度も読み込み大量のポイントを取得するなどの不正行為も防ぐことができます。
利用ガイド ショップカードとしてユーザーに表示される案内文を設定します。未入力でもテンプレートとして初期テキストが設定されていますが、店舗のルールに合わせてアレンジできます。ショップカードの利用規定などを記載しましょう。

また、ショップカード機能ではポイントがゴールに達したときに作成されるランクアップカード機能があります。
ランクアップカードでも上記と同様の設定が可能で、ポイントを貯めれば貯めるほどカードが次のランクへ進んでいくという仕組みをつくり、リピート利用してくれる顧客に特別な特典を付与することもできます。

 

引用:LINE for Buisiness / LINEショップカードの活用方法

リサーチ

投票形式やアンケート形式でユーザーの嗜好や意見を集められるリサーチ機能です。
(※)未認証アカウントでは一部設定できない機能があります。

回答者にはお礼としてクーポンを設定することもできます(LINEクーポンのみ)。

設定できる質問の種類は、「質問設定」「自由形式」の2種類です。質問設定とはあらかじめ設定されているユーザー属性(性別・年齢・居住地)に関する質問です。「自由形式」は、単一回答・複数回答・自由回答などを選択して自由に設定できます。
この機能を活用すれば、サービス満足度アンケート、認知度調査など、マーケティング施策に役立つユーザー調査をLINEで気軽に実施できますね。

引用:LINE for Buisiness / LINE公式アカウントの新機能「リサーチ」をリリース!インスタラクティブなコンテンツが配信可能に!

使える!その他の便利機能まとめ

以上、LINE公式アカウントで活用できるその他の便利機能のご紹介でした!

こうしてまとめてみると、ユーザー調査からポイントカードまで、ちょっとしたネイティブアプリの機能であればLINE公式アカウントで代用できることがわかります。

ただ、これだけの機能を運用するためには結構大変。。。という方のために、LINE公式アカウントでは応答モードを自動化できるBotモードという設定が用意されています。
次の記事では、LINE公式アカウントを更に活用する方法として、「Messaging APIで広がる&自動化!LINE公式アカウントの活用方法」をご紹介します。